【ネタバレなし感想】『近畿地方のある場所について』は「残穢」と「コワすぎ」が交差する怪作だった
こんにちは。
恐怖映画探検隊のとしひろです。
2024年8月8日(金)、公開初日。
この夏いちばん期待していたと言っても過言ではない映画、
『近畿地方のある場所について』 を、さっそく劇場で観てきました。
※このブログ記事はこちらの動画を元にテキスト化、再編集を行ったものです。
動画の方もぜひご覧になってみてくださいね!
たまたま仕事の合間が空いたので、昼間の上映回へ。
普段は人が少なめな地元の映画館ですが、
さすが注目作だけあって、平日昼でもそれなりに客入りがありました。
今回は、
ネタバレなしで、
率直な感想をサクッとまとめていきます。
まずは世間の評価から|かなり賛否が分かれている
Filmarksや映画.comのレビューをざっと見てみると、
この作品、評価はかなり割れています。
よく見かけた意見を要約すると、
- 資料映像・記録映像の作り込みは素晴らしい
- 前半はかなり不気味で引き込まれる
- ただし後半〜クライマックスの展開に違和感
- オチが弱い、もしくは方向性が急に変わったように感じる
といった、
前半高評価/後半賛否という声が多い印象でした。
僕の感想|これは「良いホラー映画」だった
で、肝心の僕の感想ですが。
僕は、良いホラー映画だったと思います。
特に前半。
資料映像や記録を積み重ねていく構成が非常に上手く、
「何かおかしいぞ…」という感覚を
じわじわと積み上げてくるタイプの怖さ。
ドキュメンタリー風ホラーが好きな人なら、
かなり楽しめるはずです。
ただし後半は好みが分かれる|「そう来たか…」問題
一方で、
後半〜クライマックスについては、
「思っていた方向と違った」と感じる人が多いのも事実。
正直、僕も
「あ、そう来るんだ…」
とは思いました。
ただ、これを
「失敗」と捉えるか
「白石晃士監督らしさ全開」と捉えるかで、
評価は大きく変わると思います。
例えるならこの映画はこういう構成
かなり雑に例えると、
- 前半〜中盤(全体の3/4くらい):
👉 『残穢』的なミステリーホラー - クライマックス以降:
👉 『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』
「残穢を観ていたと思ったら、
いつの間にかコワすぎを観ていた」
そんな感覚。
この切り替わりがハマる人もいれば、
「え、路線変わりすぎでは?」と感じる人も出る。
その意味で、非常に白石作品らしい一本です。
酷評の意見も正直よく分かる
酷評している人たちの意見も、
正直かなり理解できます。
- オチが弱く感じる
- 伏線が回収されないまま終わった印象
- 予告編とのギャップが大きい
特に、
「残穢のようなミステリーホラー路線で最後まで行く」
と期待していた人ほど、
肩透かしを食らうかもしれません。
だからこそ「原作ありき」で再評価されそう
個人的には、
書籍版を読んだ上で、もう一度観たい映画だと思いました。
映画単体だと説明不足に感じる部分も、
原作や解説を知ったうえで観ると、
見え方が変わりそうなタイプの作品です。
まとめ|合う人には刺さる、刺さらない人には刺さらない
『近畿地方のある場所について』は、
- 前半の不穏さ・資料映像ホラーが好き
- 白石晃士作品が好き
- 「綺麗にまとまったオチ」を求めない
こういう人には、
しっかり刺さる一本だと思います。
逆に、
- 明確な伏線回収
- 分かりやすい結末
- 王道ミステリーホラー
を求める人には、
少しクセが強いかもしれません。
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書籍版を読んだ方で、
映画も観た方がいましたら、
オチについてぜひコメントで教えてください。
それでは今回はここまで。
また次の 恐怖映画探検隊 でお会いしましょう。
