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SF

【ネタバレ感想】クローバーフィールド・パラドックス【完成度は高いが】

どうもこんにちは!としひろ院長です。

今回はクローバーフィールドシリーズの第三弾。

Netflixオリジナル映画のクローバーフィールド・パラドックスの感想を書いていきます。

ネタバレをがっつり含みます。

ネタバレされちゃってもいいよという方だけお進みください。

パラドックスは1の前日譚。

あの巨大モンスター襲来の原因を描いています。

どうやら制作費が予想以上にかかりすぎて劇場上映はあきらめたとかなんとか。

劇場用で作っていたようですし、Netflixが資金提供していますからCGなんかは非常にきれいです。

賛否あるようですが僕は結構好きかも。

予告編

あらすじ

引用 Netflix

地球のエネルギー資源があと5年でなくなるという近未来。

各国の科学者たちが国際宇宙ステーションでエネルギー危機を解消する新技術の実験を続けていた。

実験のエネルギーも残りわずかとなり、科学者たちの間には些細なことで喧嘩になるほどイラつきとストレスが溜まっていた。

そんな中、実験中に事故が起こる。

事故は次元のズレを生じさせ、宇宙ステーションを別次元へと移動させてしまう。

さらに不可解な現象が次々に起こり、やがて恐ろしい事態が起こる。

作品情報

作品名 クローバーフィールド・パラドックス

原題 The cloverfield Paradox

上映時間 102分

監督 ジュリアス・オナー

脚本 オーレン・ウジエル

原案
オーレン・ウジエル
ダグ・ユング

制作
J・J・エイブラムス
リンジー・ウェバー

キャスト
エヴァ・ハミルトン:ググ・バサ=ロー(中村千絵)
キール:デヴィッド・オイェロウォ(楠大典)
エルンスト・シュミット:ダニエル・ブリュール(内田夕夜)
モンク・アコスタ:ジョン・オーティス(後藤敦)
マンディ:クリス・オダウド(桐本拓哉)
ヴォルコフ:アクセル・ヘニー(志賀麻登佳)
タム:チャン・ツィイー(弓場沙織)
ミーナ・ジェンセン:エリザベス・デビッキ(小松由佳)
マイケル・ハミルトン:ロジャー・デイヴィス(小松史法)

配給 Netflix

感想

個人的評価は★★★★の星4つ!

僕は1と2をなんとなくさらっとみて、最後の最後にわお!モンスターじゃん!(歓喜)みたいな感じで、今回もモンスターでちゃうの?という期待で観ました。

結論から言えばそんなにがっかりはしない作品でしたね。

めっちゃおもしろい!!と叫ぶほどではないにしろハラハラドキドキの展開もあるしクライマックスの展開も良かった。

おそらく軸がしっかりしていたしテンポも良かったからでしょう。

前回の感想を書いた映画「イン・ザ・トール・グラス」とはそこが違うかな。

あれ軸があるんだかないんだかよーわからん(汗)

興味があればレビュー記事を読んでみてくださいね!

【ネタバレ感想・考察】イン・ザ・トール・グラス−狂気の迷路−スティーブン・キング原作の短編小説、イン・ザ・トール・グラスの映画化作品。Netflixオリジナルで気合入ったホラーかと思いきやとにかく草。前も右も左も草。振り返ってもやはり草…。時間軸も世界線も入り乱れる超謎展開の嵐。君はこの理不尽さについていけるか!?...

まあそれは置いといて以下の4点について少し感想・考察を書いていきます。

1,世界に殺されるという恐怖
2,地球の異変
3,元の世界に、自分たちの地球に帰れたがそこには…
4,キャットじゃん!(どうでもいい話)

1、世界に殺されるという恐怖

様々な映画や小説、マンガにこの設定はありますよね。

例えばバック・トゥ・ザ・フューチャーでは過去の自分や未来の自分に出会ってはいけない。

もし出会ってしまったら宇宙が消滅するかもしれないなんて設定がありました。

クローバーフィールド・パラドックスでは世界そのものが消滅を避けるために別世界から来た主人公たちを殺しに来ます。

エイリアン系のパニックSF映画じゃないからそういう戦う相手がいないのは個人的には高評価でした。

倒せる相手がいるとどうあっても主人公は生き残りますからね。

ややしらけてしまう…。

世界そのもののあらゆる総量が決まっていて余分がでたらそれを排除しようとする、そんな質量保存の法則みたいな設定、嫌いじゃない。

異変が起きる度に次は誰が死ぬんだ!?とドキドキできましたし、その死に方もなかなかユニーク。

13日の金曜日のような楽しみ方を途中からしてました(汗)

2、地球の異変

主人公の旦那が地球で次々とおかしなことに巻き込まれていました。

物語の最初は単純なエネルギー不足の深刻さを表していましたが、次元のズレが起きたあとはまるで別物になり、あきらかにモンスターの声や影がちらほらと…。

お空の上も大変だけど地球の壊滅っぷりも相当でしたね。

あっちをクローズアップした映画も観てみたい。

でもきっと微妙な終わり方になるんだろうなと予想はできる(爆)

宇宙での話の合間合間に地球の様子がでてきますが、テンポを崩すこと無く緊迫感をじわじわとだせていたので良い演出だったと思います。

3、元の世界に、自分たちの地球に帰れたがそこには…

まあなんやかんやで主人公補正もかかり無事に地球に帰れたわけです。

旦那には宇宙ステーションも戻ってきたよ、奥さんも帰ってくるよ!

なんて報告があったのに旦那ブチギレ。

なんでそのまま宇宙ステーションにいさせないんだ!地球には戻ってくるな!!

いやいや、時間ないって言うとるやん…。

そんで最後のぎゃおー!ね。

いや、なかなかのデカさで迫力すごい。

でもあんなでかいのがうろうろしてたら人類終わりですわな。

ただただ絶望感に打ちひしがれる最後。

これも個人的には嫌いじゃない演出。

4、キャットじゃん!(どうでもいい話)

キャストの中にテネットにでてくるエリザベス・デビッキいたんですよね。

テネット観てから再度観てみたらいたからびっくり!

美人でしかも超高身長。

好きな作品に出ている人ってなんとなく応援したくなっちゃう。

まとめ:完成度は高いけどもやもやとした感じで終わる。それがクローバーフィールド

他のエイリアン系やホラー映画なんかは相手をぶっ倒して終わるというまさに力技100%アメリカンムービーとなりますが、こちらのクローバーフィールド・パラドックスは前作、前前作と同様もやーっと終わります(笑)

スカイラインなんてよしこれからあの化け物を殴りに行こうぜ!みたいなノリで出向いていってモンハンの双剣よろしくと言わんばかりに無双をかますまであるんですがね。

このもやもやーっとした感じで終わるのが嫌いじゃなければこのネタバレ読んだあとでも観てほしい。

傑作ではないけれど佳作みたいなシリーズ映画かと。

観たあなたはどう思いますか?

Netflixオンリーですがブルーレイも発売しています。

Netflix未加入の方はぜひ!