【ネタバレ注意】『呪詛』ゲーム版を徹底解説|映画と同じ世界線?時系列は?ラストの意味まで考察
みなさま大変長らくお待たせしました。
最恐台湾ホラー 『呪詛』ゲーム版、今回は徹底解説していきます!
こんにちは、恐怖映画探検隊のとしひろです。
実はこのホラゲ版『呪詛』、昨年末に実況動画も撮って出したんですが……
声が小さすぎてマイクが拾ってなくて、ゲーム音がでかすぎるという悲しみの動画になってしまいました。
音量調節、ほんとすみませんでした……。
ただ!ゲーム自体はめちゃくちゃ面白い。
そして何より、映画『呪詛』とどう繋がっているのかが気になりますよね。
この記事では、
- ゲームは映画と同じ世界線なのか?
- 時系列はいつの話なのか?(後日譚じゃない?)
- 村がどう崩壊していったのか
- 巫女(仙童)の正体と目的
- 主人公の正体と“母娘”の残酷すぎる真実
- ラストの意味(ありがとうお母さん、は誰に向けた言葉?)
ここまで、ネタバレ全開で解説します。
※未プレイ/未視聴の方はここで回避推奨です!
- まずは動画もどうぞ(実況/解説)
- 結論:ゲーム版『呪詛』は映画と同じ世界線です
- 「後日譚」と言われがちだけど、正確には“空白の6年間”
- 崩壊の象徴①:村の外に転がる「土地公」の像
- 崩壊の象徴②:村人たちの狂気(カオスすぎる現場)
- 巫女(仙童)の正体:彼女は“仏母そのもの”
- ラストが怖すぎる:仏母が喜ぶ「2つの名前」
- なぜ主人公が“お世話係”に選ばれたのか?
- 主人公はなぜ村へ導かれたのか?娘「芽芽」の失踪
- 主人公の正体:実は“元・仙童”だった
- 老巫女=主人公の母親(そして映画にも出ている)
- 法具の正体がエグい:探していた娘は“道具”になっていた
- 芽芽はなぜ供物になったのか?「人身売買組織」ニュースの意味
- まとめ:ゲーム版『呪詛』は、仏母の“仕組み”を補完する最高の教材
まずは動画もどうぞ(実況/解説)
記事はしっかり整理して書きますが、
映像で見た方が「理解が一発」のポイントも多いです。
(ここにYouTube埋め込み)
結論:ゲーム版『呪詛』は映画と同じ世界線です
まず一番気になるところ。
「ゲームは映画と同じ世界線なの?」
「大黒仏母がいるだけで別物?」
結論から言うと、映画と同じ世界線に位置づけられています。
映画の主人公 ルオナン の名前も、ゲーム内で登場します。
「後日譚」と言われがちだけど、正確には“空白の6年間”
一部では「映画の後日譚」として紹介されることがありますが、
これは正確ではありません。
このゲームの時系列は――
- ルオナンたちが聖域に足を踏み入れた
- そして村から逃げ出した
その後の物語。
つまり、ルオナンがドゥオドゥオを助けるために奔走する前の時期、
映画では描かれていない “空白の6年間” を扱っています。
ゲーム内にはルオナンたちの痕跡がいくつも残っています。
柱に書かれたチャンネル名、アーユエンのノートや荷物……。
これらは「ここが映画の舞台の村である」証拠です。
そして映画ラストでは、ルオナンが仏母の元へ向かう頃、
村はすでに廃村でしたよね。
つまりゲームは、
村が完全に崩壊する前の姿を描いた作品だと分かります。
崩壊の象徴①:村の外に転がる「土地公」の像
ゲーム序盤、村の外に転がっていた土地公の像。
これ、ただの演出じゃなくて意味が深いと思っています。
土地公は台湾や中国の民間信仰でいう「土地の神」。
村や地域の守護神として祀られ、平安や繁栄を守る存在です。
そんな像が、村の外に転がっている。
まるで捨てられたように――。
これは強いシンボルで、僕はこう解釈しました。
- 本来、村は仏母だけを信仰していたのではなく
**土地公のような“正統な守護”**があった可能性がある - しかし聖域荒らしで封印が一部解け、仏母の呪いが爆発
- その結果、土地公の守護が「無力化」され、村が保護を失った
- “正統な信仰が邪悪に取って代わられた”象徴
村の孤立感と絶望を、序盤から一気に感じさせる名演出でした。
崩壊の象徴②:村人たちの狂気(カオスすぎる現場)
優しそうだった村のおばちゃんすら、呪いの餌食。
後半の顔、マジでビビりました。
村はもうカオス。
- みんな狂ってる
- 痒がってる
- すぐ襲ってくる
- 叩きつける
- 全員パニック状態
「日常が崩壊していく様子」が、ゲームだと生々しく伝わります。
そして村人たちは、
仏母の怒りを鎮めようとして 最上級の供物 を捧げ始める。
巫女(仙童)の正体:彼女は“仏母そのもの”
供物として出てくる、映画にも登場した少女の巫女。
ルオナンに仏母との繋がりを持たせた子ですね。
ゲームでは、彼女は「導く存在」に見えますが……
結論から言うと
彼女は大黒仏母そのもの
(あるいは仏母の意思そのもの)
聖域荒らしの後、操り人形のように機能し、
表向きは「仏母の怒りを鎮める仙童」。
実際は 仏母を封印から完全に解放するために動いている。
供物に捧げられそうになるのも、全部計算済み。
主人公を動かすために「ママ」と呼び、
主人公の母性と執着を利用する。
この構造が本当にえげつない。
ラストが怖すぎる:仏母が喜ぶ「2つの名前」
ラストで印象的なのが、巫女が繰り返す名前。
- ルオナン
- チェンラートン(ドゥオドゥオ)
この名前を、楽しそうに連呼する。
映画内でも巫女は
「ルオナンが身ごもっていることを仏母が喜んでいる」
と話していましたよね。
ということは――
仏母はすでに次の巫女をドゥオドゥオに決めていた
可能性が高い。
あの笑いながらの連呼、
マジで背筋が凍ります。
なぜ主人公が“お世話係”に選ばれたのか?
ラストで主人公は巫女の母親のような立場になり、
髪をとかして世話をする役になります。
「なぜ村人じゃなく、主人公なのか?」
僕はこう考えました。
- 村人はすでに狂気に侵され、従者として機能しない
- 一方主人公は「良い母親であること」への執着が異常に強い
- 母性を刺激されると、巫女を本当の娘と思って行動する
- 次の巫女(ドゥオドゥオ)が成長するまでの
“管理・育成”に最適な人材だった
つまり、主人公は仏母にとって
最も使いやすい母性装置だったんです。
主人公はなぜ村へ導かれたのか?娘「芽芽」の失踪
ゲーム冒頭のムービーに出てくる娘、芽芽。
よく見ると片耳がない(先天性っぽい)描写があります。
主人公はこの娘を 6年前に失った。
忽然と姿を消した。
主人公は娘を探す過程で陳家村へたどり着きます。
差出人不明の手紙に
「同じ特徴の子を見た」と書かれていたから。
そして主人公を村へ連れてきた警察官 威さん。
彼も呪いの犠牲者で、娘を取り戻すために主人公を利用した。
結局、全員が仏母の掌の上でコントロールされていた、という構図です。
主人公の正体:実は“元・仙童”だった
ここから一気に地獄なんですが、
主人公はなんと陳家村出身で、しかも先代の仙童。
じゃあなぜ村のことを知らないのか?
それは 物心つく前に外へ出されたから。
主人公は「捨てられた」と思い込んでいた。
だからこそ、
「私はあんな酷い親にならない」
という強い執着になっていった。
でも真実は逆だった。
老巫女=主人公の母親(そして映画にも出ている)
主人公を村の外へ出したのは、
娘を仏母への供物にさせないための
母の決断だった。
そして、その母親こそ――
老巫女。
登場時、彼女は喜ぶどころか拒絶します。
- ここはあんたがいていい場所じゃない
- 仏母の意思からは逃れられない
ゲームを進めるほど、その意味が分かってきます。
拒絶は冷たさじゃなく、
娘を守るための最後の抵抗だった。
法具の正体がエグい:探していた娘は“道具”になっていた
老巫女が「欲しがっているものだ」と渡す法具。
これが……芽芽なんですよね。
このシーン、
ゲームで一番恐怖しました。
娘が道具になっている恐怖だけじゃなく、
主人公がすでに狂っていて
それに気づけないことが怖い。
老巫女の母の愛が、ずっと空回りしている。
そして最後には――
老巫女は「一つ目の化物」として主人公を脅し、止めようとする。
でも主人公は幻覚に飲まれ、
化物を殴り殺してしまう。
目覚めた時、そこに倒れていたのは老巫女。
愛の化身を、娘が殺してしまった。
切なすぎます。
芽芽はなぜ供物になったのか?「人身売買組織」ニュースの意味
クライマックスで出てくる
人身売買組織摘発のニュース。
これ、さらっと出ますが
めちゃくちゃ重要です。
このニュースが示唆するのは、
陳家村が人身売買組織を使って供物を集めていた可能性。
仏母は幼い少女の肉を供物として好む。
でも村人だけじゃ数が足りない。
村人が拉致をやれば捕まって秘密がバレる。
だから外部組織を“道具”として使い、供物を集めていた――。
そう考えると、
芽芽の遺体が消えた理由も変わってきます。
主人公が運んだのではなく、
組織が病院内部の協力者を使って持ち出した可能性。
僕たちは
「主人公が捧げた」ように錯覚させられていたのかもしれない。
偶然なのか、必然なのか。
運が悪すぎただけなのか。
ここはぜひ、あなたの解釈もコメントで教えてください。
まとめ:ゲーム版『呪詛』は、仏母の“仕組み”を補完する最高の教材
というわけで、ホラゲ版『呪詛』の徹底解説でした。
ラストの「ありがとうお母さん」は、
主人公に向けた言葉なのか?それとも仏母に向けた言葉なのか?
最後の視点が仏母の視点で、
その目を見てのセリフである以上、
僕は 仏母へのセリフ だと考えています。
ゲームは、
- 映画との関連が濃い
- 村の崩壊が生々しい
- 仏母の恐ろしさが補完される
- “母性”が最悪の形で利用される
このあたりが突き刺さる作品でした。
気になった人はぜひプレイしてみてください。
Steamで販売中です。
