ホラー

【ドント・ブリーズネタバレ感想】気が狂った超人じじいが強盗をやっつける

どもこんにちは。

としひろです。

今日は元軍人の超人じじいが若い強盗をこてんぱんにする映画【ドント・ブリーズ】をご紹介します。

あちこちレビュー観ましたがジジイのサイコパスっぷりがやばすぎると話題でした。

しかし僕はむしろ金に執着するバカどもがやられていく様がなかなか見応えあっておもしろかったです。

まあジジイがやばいのは確かなんですがね。

オフィシャルトレーラー

あらすじ

デトロイトに住むロッキー、アレックス、マネーの不良3人組は強盗をした物を売りさばいて日々の生活資金にしていた。

ロッキーは育児放棄をしている親から妹と共に逃げ出したかったがその資金がなく、頼るあてもなかった。

ある日、ロッキーの恋人マネーは盗品を買い取る人物から大金を隠し持っている視覚障害者の男性の情報を得る。

男性は盲目の元軍人で、事故で娘を亡くした際に示談金として30万ドルを手に入れたという。

マネーはロッキーとアレックスを誘い、男性の家に盗みに入る。

どこを探しても金はなく、ただひとつだけ厳重に鍵をかけられた扉があった。

そこに金があると確信したマネーは拳銃を使って鍵を破壊するが、その音で男はマネーの存在に気づく。

男は銃で脅してくるマネーに近づくとたちまち格闘技で制圧し、逆にマネーを撃ち殺してしまう。

物音をたてずにその様子を静観していた2人は男に気づかれず、男がマネーの死体を別の場所に運んでいる間に金庫を見つけることに成功する。

金庫には30万ドル以上の金があり、それを持って逃げようとするも男は家の鍵を改めてかけ直してしまい、外に逃げられなくなってしまう。

2人は唯一の逃げ道、地下から外への道を探そうとする。

地下へ降りた2人が観たものは想像を超えるものだった…。

感想:スリリングで衝撃的な展開ですぐに虜になる

ここで感想を書こうと思ってストーリー展開を確認しようと観始めたらすでにエンディングでした汗

改めて観てもぐいぐいと引き込まれる展開は素晴らしい。

ホラーって幽霊とか怪人とかとよく襲われたり戦ったりしますけど、一番怖いのはやはりただの人間。

あれをただの人間と言っていいのか微妙なところではありますが…。

3人組がぼこすかとやられていく様は痛々しいけれど、結局コイツラは他人の金で今の人生をなんとかしようとしているタイプの人間なのであまり心は傷まなかったかな?

ロッキーは可愛そうな境遇ではあるけど。

男の設定が非常に良く出来てる

盲目で軍人。

しかも聴力だけで相手の位置もわかって、取っ組み合いなら若い男にも負けないほどの腕力がある。

強すぎます。

そして躊躇なく殺すので映画自体の緊迫感が急速に上がるんです。

足音もたてられない、くしゃみも呼吸さえもするのを憚れる空間に、観ている方も呼吸を止めてしまいます。

映画タイトルの息をするな!というのは直球だけどぴったり!

上級国民だからって許されると思うなよ?

ネタバレになりますが印象的なセリフは地下でのロッキーとの会話で言ったこれ。

「親じゃなければわかりはしない。親子の絆も。」

これは本当にそうだと思います。

子供がいない若い時にこれを観るのと、自分に子供がいる状況で観るのとでは映画自体の印象ががらっと変わります。

子供が亡くなり、相手は金持ちだから金で解決してお咎めなし。

こんなの許されるはずはない。

法が許しても自分は絶対に許さない。

もし盲目の男と同じ境遇になったのなら、子持ちの人ならほとんどの人はこう思うのではないでしょうか?

カメラワーク、演出が秀逸

この映画はかなりの低予算で作られてのにもかかわらずそれを感じさせないハイクオリティな映画です。

その要因の一つとしてカメラワークや演出がとても良かった点があります。

ただ音がドン!となって驚かす展開だけじゃなく、暗闇の攻防などは非常にリアルな演出があったり、外に出れたときも観客に全く油断させる気のないパンチのある展開に手に汗握りました。

盲目ジジイ役スティーブン・ラングの怪演

ジジイ役のラングさんはどこかで彼自身も元軍人だったと見ましたがどうだったかな??

まあそれはおいといて、素晴らしい演技でした。

マッチョっぷりも素晴らしい。

娘さんが死んでしまいどこかおかしくなってしまった男。

レイプはしない。子供を産んでもらうだけだ。

まともな思考の持ち主であればこのセリフはまったくもって意味不明(笑)

イカれてるのが一発でわかるセリフでした。

目が見えないということが本当なんじゃないかと思えるほど細かい演技が光っていて、この映画はこの人がいたから成功したんだと思えますね。

親の愛の深さをしれ

この映画のひとつのテーマに親というのがあると思います。

ロッキーのクソみたいな母親と内縁の夫。

アレックスの父はまじめなセキュリティ会社をやっている。

盲目の男は娘を殺した女を絶対許せなかった。

子を持つ自分としては盲目の男の気持ちは痛いほどよくわかります。

父だからこそ思うのはアレックスの父親はきっと自分の子供はなぜ盗みに入ったのだろう、なんで殺されなくてはならなかったのだろうと永遠に悩むのだろうなと。

ていうか自分の会社のスペアキー使って盗みに入ってたらいいかげんバレるんじゃないかと思うんですがね。

まあそれはともかくロッキーの母親は娘ふたりがいなくなってもなーんにも思わないクソ親なのは間違いなさそう。

マネーはモブ。

まとめ

ホラーと言ってもいろいろありますけどこれは羊たちの沈黙に近いと思います。

羊たちの沈黙はホラーではないかもしれませんが人間の狂気を描いている点は同じですし。

パラノーマル・アクティビティのような意味わからんホラーを観るなら絶対こっちがおすすめ!

パラノーマル・アクティビティって好きな人いるん?(超失礼)

88分というコンパクトにまとまっているはずなのに見応え十分!

超濃密なサイコホラーを味わいたい方は是非ご覧になってみてください。

緊張しすぎて疲れるので夜はぐっすり眠れますよ(笑)

せっかくならスマホよりテレビの大画面で観るとさらに緊張感あがりますよ!

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作品情報

作品名
 ドント・ブリーズ

原題
 Don’t Breathe

監督
 フェデ・アルバレス

脚本
 フェデ・アルバレス
 ロド・サヤゲス

製作
 サム・ライミ
 ロバート・タパート
 フェデ・アルバレス

製作総指揮
 ネイサン・カヘイン
 ジョー・ドレイク
 エリン・ウェスターマン
 J・R・ヤング
 マシュー・ハート

キャスト
 ジェーン・レヴィ
 ディラン・ミネット
 ダニエル・ゾヴァット(英語版)
 スティーヴン・ラング

音楽
 ロケ・バニョス(英語版)

撮影
 ペドロ・ルケ

編集
 エリック・L・ビーソン
 ルイーズ・フォード
 ガードナー・グールド

製作会社
 ゴースト・ハウス・ピクチャーズ
 グッド・ユニヴァース

上映時間 
 88分