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ホラー

【台湾ホラー】呪われの橋2怨霊館レビュー【元ネタ・時系列解説も】

としひろ
としひろ
どもこんにちは!としひろです。

今回はNetflixの台湾ホラー『呪われの橋2』のレビューと解説をしていきます!
動画も作りましたのでこちらもぜひご覧になってくださいね!

呪われの橋1の方の感想などは以前、記事に書いていますのでそちらをご覧ください。

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呪われの橋2怨霊館あらすじ

ある拡張現実ホラーゲームを試そうと霊が出るとうわさのある大学に集まった学生たち。
そのとき彼らは、何か邪悪できわめてリアルな存在をこの世に解き放とうとしていた。
引用 Netflixより

…え?

Netflixのあらすじは本当にさっぱりわかんねぇ…。
『何か邪悪できわめてリアルな存在』ってなんだ??
映画観たけど…うん?よくわからんぞw

ま、とりあえず補足しておきますね。

1の大学とは別の大学、文華大学というところが舞台になります。
主人公ティンはここの女子学生で、AR技術を使ったスマホのホラーゲームを作るサークルに所属しています。
主人公にはお兄さんもいて、この人がサークルで作っていたホラゲの基礎を作ったみたいなんですが、2016年のある夜、キャンパス内のエレベーターで倒れていて、その日から意識不明となっていました。

お兄さんが倒れてから3年、みんなで必死にゲームを作って、ようやく完成間近。
テストプレイやっていこうということになるんですが、試す舞台が大学の中にある台湾屈指の心霊スポットと言われる大忍館
ここで肝試し的にホラーゲームをやっていくわけですが、案の定幽霊に襲われていく…というストーリーとなっています。

実は実際の都市伝説をモチーフにしているシリーズ作品

実はこの『呪われの橋シリーズ』は今回の2も前回の1も本当に台湾にある都市伝説をモチーフにしています。
1は台湾大学酔月湖に出ると言われる『白服の女性』をモデルにしていると思われます。

酔月湖は台湾大学内にある3つの池で構成されている湖で、この中心にあずまやがあるんですがなぜかそこへ繋がる橋がないんです。
これは女子学生がここで自殺をしたため、再発防止のために撤去したからと噂されています。
この女学生が自殺した理由がまさに『呪われの橋』で出てくる話とまんま同じなんです。
あずまやに繋がる橋がないのは元々そういう設計だったと大学側は言っているようなんですが、はたして真相は??

で、今回の2は文化大学の大任館がモデルです。
作中の舞台となっている大忍館は八卦の形にするはずが逆八卦になってしまったとありました。
文化大学の大任館もそうなんですね。
あの世とこの世が交わる場所に建てるので、悪霊を鎮めるために八卦の形にしたかったんですが、なぜか逆八卦になってしまった。
そのため霊を鎮めるどころかどんどん集まるような『幽霊ホイホイ』な建築物になってしまったんです。

そんな建物内にあるエレベーターは怪奇現象が頻発するので幽霊エレベーターと言われています。
勝手に動く止まるは当たり前で、1人で乗ると定員オーバーのブザー音が鳴ったりとか。
またある時、幽霊を信じない先生が一人で乗った際、エレベーター内で気を失い、翌朝まで発見されなかったこともあったとか。
一度あの世へ連れていかれたなんていう噂も広まったそうです。

1も2も都市伝説モチーフだったとは驚きでした。
ということは3は??

呪われの橋2怨霊館正直レビュー

さてそんな『呪われの橋2』なんですが率直な感想としましては…

すっげぇわかりづらい!

これにつきます。

ラストの衝撃はなかなか良かったんですが、まあとにかくわかりづらくて感情移入しづらかったです。
途中で仲間になる警備員の一言

おれはいったいなにやってるんだ

まじこれな。これしかないまである。
ティンのお兄さんの魂を助けたいって言うから手伝ってんのになぜかゲームをやらされて、挙句の果てにはちゃんと攻撃をよけろと怒られる。

いや、これゲームやん。
しかもテストプレイだし別にええやんけ…。

ARホラゲをやるシーンがやたら緊張感出し過ぎてるから、本物に襲われた時に驚きが弱くなっちゃって感情の振れ幅が小さくなっちゃってるんですよね。
だから作品全体に良い雰囲気があるのに活かせてない。
ゲーム作ってる理由とかはそのままでも、いちいちテストプレイまで緊張感出さない方が良かったなぁと。
まあでも1と同じく時系列をうまくごまかしてラストの衝撃につなげたのは素晴らしかった。

いやそこしか良くなかったもしんないけどね…。
正直、1を観た人じゃないと驚きもないと思うし、2単体ではあまりおすすめできないかなというのが本音です。

建築家の謎

わかりづらかったのはホラゲのせいだけじゃなくて、大忍館を設計した建築家で大忍館で悪霊を牛耳っている…みたいな感じのシュウェン・イェンのせいでもありましたね。
正直存在が謎過ぎる。
恋人のユイ・スーを殺して自分の建物内で自殺したんですが、そこの理由がさっぱりわからない。
大学となんでもめたのか、彼はなにをしたかったのか、そこらへんの説明がなさ過ぎてどうにも映画に入り込めなかった…。
学校側と金銭問題で揉めてなんて言ってたけど、金のためだけなら恋人を殺す理由もないと思うし、死んで嫌がらせするには理由が薄すぎる。

ていうか自分で恋人殺しといて、スーどこ行ったんだとか言ってさ迷ってるのまじ草しか生えんぞ。
こいつアホやん。

建物の外にでれない警備員の正体

警備員が1の重要登場人物アーユエンだったことが中盤で判明します。
恋人ってボールーメンって名前だったっけ??

アーチュエンは2016年、東湖大学でシンチアオに『私に殺されるか、それとも私を殺して地獄で生きるか』という究極の選択を迫られ、取り憑かれながらも生きることを選んだイケメンで、シンチアオの代わりに取り憑かれた彼は何度も自殺を試みるも全て阻止され、なぜか文化大学で警備員となっていたんです。

この辺りもよくわからなくて、たびたびアーユエンは『ここは逆八卦だからお前らは入れない』と言っています。
でもそれは八卦じゃないの??

1で最初に取り憑かれていたシンチアオが『地獄だ』みたいなこと言っていましたけど、今作のラストでそれの意味が分かりました。
あの幽霊はうるう年の2月29日に取り憑いた人間に必ず5人を殺させる幽霊です。
一旦取り憑いたのならその目的が果たされるまでその人間(宿主)を絶対に生かします。
自殺しようとしても絶対にさせない、恨みが強すぎる相当めんどくさいタイプの幽霊なんです。

シンチアオもきっと何度も自殺しようとしたんでしょう。
しかし何度もそれを邪魔され、結局自分が助かるためには誰かにこの疫病神を移すしかないと考えたんですね。
だから1の最後にアーユエンに自分を殺させてようやく呪いから逃れることができました。

このことから1のラストでアーユエンが言っていた言葉の本当の意味がわかります。
彼は女性キャスターを暴行、拘束した際に『終わらせるには君が必要だ』と言っていたんですが、この『終わらせる』というのはアーユエンを幽霊から解放すること、つまり殺させることを意味していたんですね。

すばらしき兄妹愛に感動

台湾ホラーと言えば家族愛!これ。
この作品でも家族愛はばっちり!
兄がなぜあそこまでゲームプロジェクトを成功させたかったのか。

それは貧困からの脱却、妹のため。

暴力をふるってくる父親を兄が刺殺し、兄妹は2人で協力し合い、暮らしていました。
妹を父の暴力から助けるためとはいえ、父を殺した自分が妹のためにがんばらなくてはならないと、苦労をかけたくないと頑張ってきたんでしょう。
クオリティの高いゲームを作って企業に売却し、金持ちになることが兄の悲願でもあったんですね。

やっぱ貧困、苦労からの脱却は愛だけじゃ無理なんよ。
世の中金なんよなぁ。

そんながんばってきた兄が意識不明になってしまったもんだからティンは必死に助けようとしていたわけです。
そして魂だけの存在になってても妹を必死に助けようとしていたアニキ。
泣かせるじゃないですか( ;∀;)

この兄妹愛良かったんで、映画に入りずらいのがもったいなかった。

呪われの橋1,2合わせて時系列整理をしてみよう

1980年2月女性学生が襲われ、自殺。悪霊となる

1984年~2008年のどこか、お札で封じられる

2012年シンチアオがお札を外してしまい、5人が殺される。
シンチアオは生きることを選び取り憑かれる
※この5人怪死事件は大学側が隠蔽

2016年
・シンチアオが再び肝試し大会を企画し、呪いをアーユエンに代替わりする
・ティンの兄が幽霊に襲われ昏睡状態

2017年台湾東部の大学で刃物事件(特に関連なし?)
2018年台湾中部の大学寮が崩壊(特に関連なし?)
2018年台湾東部有名私立校の図書館で学生が急死(特に関連なし?)

2019年
・ティンたちがゲームを完成させ、大忍館で実際に試す(メインストーリー)
・ティンの兄の魂を救い出すも兄は死亡
・アーユエンは女性学生の霊から逃れられず

2020年
・アーユエンが事件を調べに来た女性キャスターを襲い、代替わりさせる

呪われの橋3はある?

とりあえず1と2で話としては完結しているので3は期待薄と考えていいでしょう。
あるとすれば女性キャスターが主人公としての、1の正当続編みたいなのであるかもしれませんね。
台湾の都市伝説はまだまだありそうですよ…。

まとめ

というわけで呪われの橋2怨霊館のレビューと解説でした。
ミステリー具合もホラー具合も1の方がよかったなというのが正直なところ。
説明不足な部分も多かったしねぇ。
映像クオリティだけは2の方が凄いけど。

時系列を複雑にするのはいいけど幽霊エレベーターがタイムマシン的な?並行世界線的な?ものになってしまったのはややこしすぎましたね。
やっぱシンプルがいいよ…。

呪われの橋1はよくできてる映画なので、Jホラーが好きな方には結構ハマるかもしれません。
で、アーユエンが取り憑かれてからなにしていたか、気になった方は2を観てみてください。

1は良作、2は…うん…って感じでした。