夏といえば飛び散る汗!
夏といえば弾ける筋肉!!
夏といえばコマンドー!!!
…なんですが、今回は7月22日から配信がスタートされた【グレイマン】をご紹介していきます。
観ればすぐに釘付けになること間違いなしのアクション大作です。
えちえちなシーンとかグロすぎるシーンは皆無ですので小さいお子さんがいるご家庭でもめっちゃおすすめ!
グレイマンとは
グレイマンはマーク・グリーニー原作の小説シリーズ「暗殺者グレイマン」を元にルッソ兄弟が監督した映画です。
脚本はクリストファー・マーカスとスティーヴン・マクフィーリーと共同。
製作はマイク・ラロッカと共同。
小説を元にはしていますが映画版は設定、ストーリーを大きく変更しています。
なので小説ファンも楽しめる作品となっています。
ルッソ兄弟はアベンジャーズシリーズの監督として有名。
今作のグレイマンの敵役がルッソ兄弟が監督をしているキャプテン・アメリカの主役を演じるクリス・エヴァンスなので、この辺りの関係性からも非常に前評判も高かったです。
ちなみに小説はこちらです。
グレイマン オフィシャルトレーラー
グレイマン あらすじ
父親殺しの罪で服役していたコート・ジェントリー(ライアン・ゴズリング)にある一人の男が訪ねてくる。
ドナルド・フィッツロイと名乗る男はジェントリーを外に出すことと引き換えに才能を活かすためにCIAに入ることを提案する。
ジェントリーはその提案を受け入れ、暗殺者シエラ・シックスとなる。
18年後、シックスはバンコクで一人の男の暗殺を命じられる。
抵抗する男を力でねじ伏せ倒すことに成功するが、男は死ぬ間際に自分がシエラ・フォーであることを告白し、ネックレスをシックスに手渡し死んでしまう。
ネックレスにはデータチップが入っており組織の重大な秘密が入っているという。
CIAの若き本部長カーマイケルはシックスにそのチップを渡すよう命じるが、シックスは帰還せず逃亡する。
カーマイケルは元CIAの殺し屋ロイド・ハンセンにシックスを追うように命じ、ロイドは世界中の腕利きたちを集めシックスの命を狙う。
フィッツロイは唯一の肉親である姪のクレアを人質に取られシックス暗殺指令を止めることもできない。
世界中で命を狙われるシックスはCIAエージェントのダニ・ミランダ(アナ・デ・アルマス)の助けを借り、真相に近づいていく。
グレイマン キャスト(重要登場人物) 吹き替え声優紹介
シエラ・シックス:コート・ジェントリー(ライアン・ゴズリング)
日本語吹替 内田夕夜
CIAの秘密暗殺者。
素性は誰も知らない。
ロイド・ハンセン(クリス・エヴァンス)
日本語吹替 中村悠一
CIAに雇われた暗殺者。
目的のためなら手段を選ばない性格破綻者。
ダニ・ミランダ(アナ・デ・アルマス)
日本語吹替 小林沙苗
CIAエージェント。
爆発大好きかわいこちゃん。
スザンヌ・ブリューワー(ジェシカ・ヘンウィック)
日本語吹替 内田真礼
カーマイケルの部下。
実はドSな性格してる。
デニー・カーマイケル(レゲ=ジャン・ペイジ)
日本語吹替 増元拓也
CIA本部長。
裏で結構やばいことしてる。
クレア・フィッツロイ(ジュリア・バターズ)
日本語吹替 川勝未来
ドナルドの姪。
シックスを信頼してる。
アヴィク・サン(ダヌーシュ)
シックスを狙うフリーの暗殺者。
かなり強い。
ドナルド・フィッツロイ(ビリー・ボブ・ソーントン)
日本語吹替 原康義
シックスをCIAに引き入れた元CIA本部長。
グレイマン評価
9点!(10点満点中)
ひっさびさにこれだけ楽しいアクション映画観ました!
逃走劇からの銃撃戦、肉弾戦、カーチェイスに大爆発!!
頭すっからかんにしてありのまま楽しむ!
アクション映画とはこうあるべきみたいなお手本のような作品でした。
金かけてスケールだけでかくてド派手でそれだけ、という意見もあるようですが
そこがいいんだよ!!(力説)
コマンドーをシリアスに、そしてよりスタイリッシュにしたような感じかな?
10点満点にならなかったのはストーリー設定がやや説明不足に感じたし、伏線回収も最後までされなかったのが少し不満だったので。
でも本当に少しだけです、不満なの。
もうすでに続編とスピンオフが製作決定しているようですが早くしないとライアン・ゴズリングだっておじいちゃんになっちゃうから早く作って欲しいです。
ていうか早く作ってくださいほんとお願いします。(懇願)
まあそこ以外は素晴らしかったです。
ドローンを上手く使ったカメラ演出は非常に迫力ありましたし、美術も非常に作り込まれていてよかったです。
市街戦なんかは凄すぎて映画館の爆音で堪能したいほど。
僕自身あんまりアクション映画を多く見ていないので免疫がない分、非常に楽しめたというのはあるかもしれません。
なのであまり映画観てない人、子供なんかには非常にウケがいいのではないかなと思います。
グレイマン ネタバレ感想
ではここから作品の流れにそって感想を書いていきます。
ネタバレ含みますからネタバレされたくない方はここまでにしておいてください。
★★★☆☆☆★★★☆☆☆★★★
わかりやすすぎるし予想通りの展開なのになんでこんなにおもしろいの?
序盤 暗殺指令と逃走
CIAの指示によりバンコクで年越しパーティー中の男を始末しにいくわけですが、気づかれてしまい相手は早々に会場を立ち去ることに。
そこへスタスタと後ろから近づき部下を一人、また一人と音もたてずに始末していくさまはまさに凄腕!!
この時点で【こいつはやべぇ!!めちゃ強い!!】とワクワクさせてくれました。
ターゲットの男との肉弾戦は大筒の花火がズドンズドンと連続であがる場所。
ド派手な演出に序盤からドキドキさせてくれます。
で、ターゲットを無事倒すことができたらそのターゲットが「俺はシエラ・フォーだ」と言い出す。
あーよくあるよね。
敵が実は元同僚とか。
フォーはCIAがひっくり返るほどの情報を持っていてそのデータが入ったチップをシックスに渡して死んでしまいます。
直後に任務完了の確認を電話でしてくるカーマイケル。
もうこの時点でカーマイケル絡みのデータであることは間違いないでしょうし、このフォーを暗殺するミッションも全てはこのデータを取り返すことが目的だったというのがわかります。
シックスは追手が来ることを予想しCIAに引き抜いてくれた恩師でもあり上司でもあるフィッツロイに連絡し逃走しますが、この展開もどこかでみたような展開。
凄腕だからこそ常に自身の逃走ルートは確保しているんでしょうね。(おもしろかったので盲目的になってる)
そしてカーマイケルも最強の刺客を送り込みます。
はいきたロイド!クリス・エヴァンス!
まあ正直言うとマーベル系はほとんど観てないのでエヴァンスがどういう役者かもよくわかってなかったんですが、あのぷりっとしたお尻とマッチョっぷり、そしてセクシーなおヒゲ!!
性格的にも破綻しまくってる男でとても魅力的な敵でしたね。
敵が魅力的というのは名作、おもしろい作品の必須条件だからグレイマンは間違いなくおもしろい!(はず。)
ロイドはいきなり本丸フィッツロイを落としに来ます。
姪っ子をマッハで人質にとり飛行機で輸送中のシックスを始末させようとします。
ベネット(コマンドー)並の外道っぷり!
だけどシックスはエスパー並にその匂いをかぎとって反撃!!
凄腕エージェントだからすぐにわかっちゃうんだね!
銃は打つわ爆発は怒るわであたりまえのように墜落。
この飛行機の墜落シーンはなかなか見事でした。
どうやって撮ったんだろ?って思うくらいにあっちゃこっちゃに振り回されてるし。
パラシュートをつけてる敵にしがみついてなんとか着地してましたけど、これコマンドーのメイトリクスならそのまま海に落ちても無傷ですからね(ドヤァ)
完全に変態ですね。(いちいちコマンドー挟んですみません)
中盤 プラハ銃撃戦&カーチェイス
さてさて中盤は市街地戦です。
話は少し飛びますがトルコでミランダ(かわいこちゃん)と合流してプラハへ向かったシックス。
元上司の家でチップのデータを確認などしてたら銃弾の雨あられ。
シックスとミランダは外に逃げ出すことはできましたが地元警察がきてシックスは橋の上で手錠を掛けられ身動きできない状態にさせられてしまいます。
地元警察はシックスを警察署に移送させたいところにロイドが集めた精鋭部隊が集結して大混戦に。
ここのシーンは作中で一番迫力がありましたね。
手錠を掛けられたままで危機を回避しまくるシックスが本当に凄い。
車と電車を使っての銃撃戦をドローンを巧みに使って撮影しているので臨場感が素晴らしい。
このシーンは劇場で観るべきシーンのひとつ!
残念ながらあまり多くの劇場では公開されていないのですが、お近くの劇場でやっているならぜひ観たほうが良い。まじで。
カーチェイスシーンもかっこいいんですよ。
この系統のアクション映画、例えばミッション・インポッシブルとかなんかはいつも信じられないくらいドラテク持ってますけど、スパイの必須技術ってドラテクなの?ってくらいみんな凄いですよね。
ちなみにグレイマンで出てくる車はほぼほぼ(全部?)アウディです。
アウディとNetflixがコラボしてグレイマンの作中に登場させたんです。
シックスが電気自動車(EV)RS e-tron GT、かわいこちゃんミランダは同じくEVのQ4 スポーツバック e-tron。
カーチェイスシーンではRS 7 スポーツバックが使用されています。
フラッグシップスーパースポーツモデル R8 クーペは、アヴィク・サン(ダヌーシュ)の走行シーンで使われています。
クライマックス 結末はやはりタイマン
さてラストです。
ミランダの爆撃娘っぷりが炸裂しました。
ド派手すぎんよー。
まじで女メイトリクス。
ミランダを陽動役にしてシックスはしれっと建物に侵入してフィッツロイとクレアを救出。
かっこよすぎなんです、シックス。
カーマイケルを操ってる上司は誰なのかっていうのがずっと出てこなくて、カメラワーク的にも「あれ?まさかフィッツロイが裏ボス??」なんてことを考えましたが普通に死んでそんなことはありませんでした…。
まあ爪剥がされてたしそりゃそうだよね…。
フィッツロイが動けなくなって自爆して2人を逃がすところは涙が止まりませんでした…ってことはなくて、まあそうなるよねっていうレベルのお約束感。
そしてもうひとつお約束なのが人質を盾にする敵。
ロイドがクレアを人質にして庭園に逃げるんですけど、ここでちょっと残念だったのがこの迷路のような庭園を利用せずにさらっと終わってしまったこと。
ホラー映画のようにいきなりシックスが出てきて・・・とかロイドを追い詰めるシーンがあればもっとよかったんじゃないかなーと。
でついにラストファイト。
ここでの決めセリフ「フツーの木曜日さ」はこの映画の中でベストシーン。
このたった一言でクレアがシックスは必ず戻ってくると信頼し、場を立ち去ります。
ロイドとシックスが戦う前に準備体操しますけど、まるでブルース・リーのドラゴンへの道!
コロッセオじゃないけど噴水のところで朝日をバックにして戦うシーンはなかなか美しい。
戦いは素手ではシックスが強い!めっちゃ強い!!
しかしナイフを使い始めるとズバズバサクサク切り刻んでいくロイド!
ていうかあんなに切られたり突き刺されたりしたら普通死ぬんじゃね?
どっちが勝ってもおかしくない戦いの中で発煙筒でやけどさせられたロイドが噴水の中に落ちて「ん”ん”ん”ーーー!!!痛いぞ!!」ていうのがおかしくて笑っちゃうw
この一言がクリス・エヴァンスのアドリブなのかもともとのセリフなのかわかりませんが、強くて性格がイカれててそれでもなんかコミカルな面がにじみ出てしまう、ロイドというキャラの人間味を現したような一言だったように感じます。
エンディング
ロイドとの戦いは意外な終わり方でしたが、その後の展開はまあ良くも悪くも予想通りの展開。
しかしそれこそがスパイアクション映画の様式美でもあるように感じます。
最後にミランダが出てこなかったのが意外でしたね。
てっきり合流するものだと思いましたが彼女はCIAでのし上がりたい気持ちもあるようですし、今回の一件でカーマイケルに貸しを作ったようなものですから、動きやすくはなったんでしょう。
まとめ:全ては続編に繋がる
結局カーマイケルの親分が誰なのかも不明でしたし、多くの伏線が回収されずに終わってしまいました。
もともと1作だけで終わらす気はなかったんでしょうね。
配信一週間で続編、スピンオフの決定、シリーズ化することが決まりましたし、その予定ありきで脚本書いてますよね。間違いなく。
ともあれだいたい予定調和のスパイアクションでしたがあまりアクションを観ない僕にとっては非常に楽しめた作品でした。
金かけてるだけ、派手なだけ、そんな意見もあるようですがアクションなんて頭すっからかんにしてマッチョが活躍するところを観れればそれでいいなじゃないでしょうか?
というわけでグレイマンは結構おすすめのアクション映画ですから、この熱い夏を楽しく過ごすために涼しいお家でマッチョマンの躍動を楽しみましょう!!
あ、最後になりましたがミランダ役のアナ・デ・アルマスが本当にかわいい!!
快適にNetflixを観るために
VODで重要なのはネット環境!
僕は外よりも家で観ることをおすすめします。
集中できるしリラックスして観れますからね。
もし家のネット環境に不満があるなら回線を変えてみるのはいかが?
おすすめの回線や優良代理店を紹介した記事を書きましたので興味ある方はぜひお読みください。
