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アニメ

【感想】Netflix鬼武者がシブくかっこいい大人アニメだった

としひろ
としひろ
どもこんにちは!としひろです。

Netflixで11月から配信されている『鬼武者』もうご覧になりました?

ちょうど同時期にブルーアイズサムライが配信されて、そっちの方が話題になっちゃってあんまり目立たなかった作品だったように思います。

しかし!

個人的にはこっちの方が好き!

Netflixアニメ鬼武者トレーラー

Netflixアニメ鬼武者感想

作画とか演出、ストーリーのテンポもちょっと速すぎるくらいだけど、

だがそれがいい!!

簡単にあらすじを話しちゃいます。(ネタバレあり)

話は主人公宮本武蔵呪物『鬼の小手』を借りるところから始まります。
約一月だけ借りることを許可され、その間に目的を果たさなくてはならない。

その目的は伊右衛門を打倒すること。

伊右衛門の兄弟弟子らと共に宮本武蔵は伊右衛門の元へ向かいます。

道中現れる幻魔となった強敵たち。

仲間たちは一人また一人と死んでいきますが、宮本武蔵は鬼の小手を使うことで華麗に打倒していきます。

そして最終決戦!

宮本武蔵ときたら?

もちろん相手は佐々木小次郎!!

伊右衛門により蘇った佐々木小次郎は武蔵と対峙すると、その闘いに邪魔となる伊右衛門の手足を切断。

巌流島の戦いの続きを純粋に楽しみたい戦闘狂だったわけです。
最後、城が崩れる際、一緒に旅をしてきたさよを脱出させ、最後の戦いに身を投じます。

そしてエンディング。

さよは修羅場を乗り越え強くなり、宿の女将から『あの子はきっと大物になる』的なことを言われていました。
鬼の小手の返却期限の日、貸し出した寺では武蔵の帰りを待っていました。
しかし武蔵は姿を現すことなく、門に鬼の小手がただ置かれていたのでした。

いや、このエンディング渋すぎるだろ!!

こういうハッキリしない終わり方ってなんか昔の映画っぽい!(具体的には思い出せないけど)

まあ総監督が三池崇史だもんね。

DEADorALIVE三部作の監督だもんね。

こういうはっきりしないラスト、主人公が最後に姿を見せないから生きてるか死んでるかわからないやつって好き嫌い分かれるとは思うけど、個人的にはじわじわおもしろさを感じました。

じわじわね。

いやでもさぁ…

さよのその後も気になる!
武蔵がどんな状態で帰ってきたのか、どうやってあの佐々木小次郎を打倒したのか、めっちゃ気になる!!

続編キボンヌ!(死語)

まあそこを描いたらこのなんともいえない余韻が台無しになっちゃうんでしょうね。

戦闘狂佐々木小次郎のキャラがおバカっぽくて良い

佐々木小次郎はとにかく宮本武蔵と戦いたくて仕方ない、巌流島でのリベンジをしたいという純粋な戦闘狂(というか武蔵狂?)というキャラが本当にたまらなく良いんです。

しかも幻魔の力で初めから圧倒しようとせず、徐々にその力を開放していき、武蔵との戦いを1秒でも長く楽しみたいという気持ちがヒシヒシと伝わってくるかわいいキャラなんです。

小さい島のようになったところで「おーい!ここで続きやんぞー!」とか言って武蔵を呼ぶところはかわいいしかない。

まとめ

同じくサムライを描いたブルーアイズサムライはカメラワークとか演出が見事って世界的に評判ですが、こっちはリアルな世界観ではなく良い意味で日本のアニメっぽさがあり、そして日本の映画的な演出がうまく融合している良作だったと思います。

武蔵がいつから幻魔との闘いを想定していたのかとか細かいところで気になる点はいくつもあったんですけど、まあ別にいちいち説明しなくても問題はない作品なので、鬼武者好き、サムライ好き、大塚明夫好きの方にはオススメです!

Netflixアニメの鬼武者、観て損はなし!!