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SF

【トゥモロー・ウォー】家族愛は地球を救う【ネタバレ感想】

どもこんちはとしひろです。

今回はNetflixではなくアマプラ!

トゥモロー・ウォーという映画を紹介、ネタバレありの感想を書いていきます。

ネタバレを含む感想を書くのでネタバレされたくない!という方は引き返しましょう。

ネタバレありでもいいよという方には見どころを紹介していきますね!

オフィシャルトレーラー

あらすじ

2022年、12月。

元軍人の高校教師ダン・フォレスターはクリスマスパーティー中に転職の最終選考に落ちたことを電話で知らされる。

失意の中、家族とサッカーワールドカップをテレビ観戦していると、試合中のフィールドが突如まばゆい光に包まれ、中から何人もの兵士が現れた。

彼らは30年後の未来からやってきて、未来ではエイリアンの侵略を受け絶滅の危機に瀕しているという。

世界各国は救援の求めに応じ、地球の総人口が50万人を切った未来に軍人や物資を送る。

しかし生存率は30%以下という酷い数字で犠牲者を増やすばかりであった。

未来への転移は全ての人間に適正があるわけではなく、世界は民間人に対して強制的に徴兵せざるを得なかった。

ダンは徴兵適正者、時空転移可能な人間であり、軍に転移装置を左手につけられてしまう。

逃げることも許されない状況に何年も会っていない父に助けを求めるが以前からの確執が邪魔をし、ダンは妻と娘に別れを告げ未来へ戦いに行くことを決意する。

2051年の未来に飛ばされたダンたち民間人は装置のエラーによりマイアミビーチの空の上に投げ出され、多くの死者を出してしまう。

ダンを含めた生存者は近くにいる研究者を救助し、爆撃前にエリアから脱出するよう命令がくだされる。

しかし研究者たちは既に全滅しており、研究成果のみ手に入れることができた。

集合場所に向かう途中、エイリアン「ホワイトスパイク」の襲撃にあい多少の犠牲をだしながらもなんとか脱出することに成功する。

ダンが目を覚ますとそこは前線基地のキャンプだった。

司令官と面会をするとその司令官は成長した自分の娘、ミューリであることを知る。

ミューリは生物学の研究者でもあり対ホワイトスパイク用の兵器の開発を担当していた。

ミューリはただ父に会いたくて未来へ呼んだのではなかった。

ホワイトスパイクにはオスとメスがいて、毒を仕掛けた結果オスにしか効かず、メスに効く毒物を開発することが人類が生き残るための唯一の希望だと言う。

メスを捕獲すること、そして対メス用の毒を生成することを手伝って欲しいとミューリに頼まれたダンは承諾し、メス捕獲作戦に参加する。

見どころと感想(ネタバレ含みます)

テレビCMもかなり多く流れていたしアマプラの本気が見えたオリジナルコンテンツでした。

実際かなりクオリティは高く、映像も演出も相当お金かかっています。

お金かかるシーンはカット!なんていうカウボーイビバップ実写版みたいなウンコ作品とは違います(爆)

ただのエイリアン映画じゃない親子愛が説得力を増した重厚なストーリー

父親が軍人で娘が未来では戦いの重要な任務についている、こういう展開に似たものはよくありますよね。

まあ具体的には知らんけど、なんか会ったような気がする…。

ただこの映画は未来で終わりじゃなかったし、むしろ未来は終わってしまったもの、とりかえしが効かないものとして作られていて、そこはびっくりでしたね。

よくある展開ならなんとかして未来を救うんだ!ってなるのにそれがないんですから。

で、ホワイトスパイクがいつどうやって地球に来たのかっていうのもちゃんと解明されていて、実は昔から地球にいて南極の郡の下で眠っていたなんてなかなかおもしろいアイディアでしたね。

エイリアンと戦い、最後は勝つ!なんて当たり前の展開だけど、勝利を手繰り寄せたのは親子の絆というのもアラフォーおじさんには心にくるものがありました(T_T)

父と娘、父と子、そしてなぜか加わるおもしろ黒人。

自己犠牲により地球は救われたというインデペンデンス・デイ的な展開はクソ認定なのでギリギリでそれが回避されたのは高評価に繋がりました。

ホワイトスパイクのデザインや演出が最高

ホワイトスパイクのデザイン、そして演出は素晴らしいものがありました。

まず未来のビル内での戦闘。

まさしく「エイリアン」を彷彿とさせるようなSFホラー感が満載。

いつくる?どこから?ドキドキ展開からついに来たーーー!!

これが群れで襲ってくるんだから緊張感がぱない(汗)

野生生物のように動きは早いし皮膚も厚いのでなかなか倒せないのもドキドキしました。

それからメス捕獲後の基地にオスが集団で襲ってくるところ!

ここも絶望しかないなかでの戦闘に手に汗握りました。

まさか娘が死ぬとは…。

最後のクイーンとの戦いも見応え満載でした。

個人的にはこのラストバトルはSFアクションの中でも屈指の戦闘シーンだったと思います。

親子で戦い、娘が作り上げた毒をつきさしてやるもまさかの展開。

最後の最後まで実に見ごたえのある作品でした。

24のクロエがちょい役

ドラマ24を観たことある人ならあの仏頂面女優がでていたらすぐわかるはず。

うお!クロエじゃん!

そして相変わらず毒強め(笑)

アマプラ加入者なら必見レベル!

もともとは劇場公開する予定だった作品のようですがウイルスのせいで断念し、それをAmazonが買い取ったとのこと。

ハイクオリティのSFアクションを無料で見放題なんてやばすぎですよね。

テレビの大画面で観るとより一層迫力を感じられるのでFire TV Stick – Alexa対応音声認識リモコン(第3世代)付属 | ストリーミングメディアプレーヤーがコスパいいしオススメですよ。

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作品情報

作品名
トゥモロー・ウォー

原題
The Tomorrow War

監督
クリス・マッケイ

脚本
ザック・ディーン
ビル・ドゥビューク

製作
デヴィッド・エリソン
ダナ・ゴールドバーグ
ドン・グレンジャー
デヴィッド・S・ゴイヤー
アダム・コルブレナー
ジュールズ・デイリー

製作総指揮
クリス・プラット

キャスト
クリス・プラット(ダン・フォレスター)
イヴォンヌ・ストラホフスキー(ミューリ・フォレスター)
ベティ・ギルピン(エミー・フォレスター)
J・K・シモンズ(ジェームズ・フォレスター)
エドウィン・ホッジ(ドリアン)

音楽
ローン・バルフェ

配給
Amazonスタジオ

公開
2021年7月2日

上映時間
138分