こんにちは!
としひろです。
今回はもう正直観ようかどうかかなり悩んだんですが好奇心には勝てませんでした。
CUBEのリメイク作品、CUBE一度入ったら、最後、の感想です。
どれだけ酷い出来なんだろうというワクワク感がたまらなかったんです(笑)
どちらかというと絶望的につまんなくてもがっかりしないと思った作品なので心をフラットにして観れました。
推し俳優?が出ているから観ようと思う人はいるかもしれませんが、普通に映画好きでCUBE観たことある人ならあんまり観ようとは思わないだろうなぁと。
なのであえて観てみました。
結論としてはこんな感じ。
①俳優たちはがんばってた(杏は不自然すぎるが。)
②演出がクソ
③最大のミスマッチはエンディングテーマ
(星野源選んだ担当者だれだよ…。)
がおすすめ!
冒頭映像
あらすじ
目を覚ますとそこは見たこともない立方体の中だった。なんら共通点もない男女7人はトラップだらけの箱に閉じ込められるが力を合わせて出口を探し始める。
CUBEリメイクネタバレ感想
まず擁護してみる
あちこちで酷評されている本作品なのでできるかぎり良いところを探してみようと思います。
まず原作CUBEは細切れになったり顔面が溶けたりするめちゃくちゃグロい映画ですけど、グロ耐性がない人でも観れるようにそんな残酷なシーンは全て無くしてます!
なんて優しいリメイク!
菅田将暉に斎藤工、岡田将生などイケメンのドアップがこれでもかってほどしょっちゅうでてきて、イケメン好きにはたまらないですね。
THE日本映画!
ホラーにオシャレ感を出したらこうなりました
事務所の事情とか俳優ありきで作品作るもんだから、まあこんな駄作になりますよね。
あの原作がこんな駄作に…。
結局擁護のしようもないレベルでした…。
これ観るのに500円払ったんですよ。
100円のときに観ればよかった…。
個人的に一番クソだと感じたのはエンディングテーマ。
なにあのポップなやつ。
この映画って明るく楽しいってタイプの映画じゃないでしょう?
まがりなりにもサイコスリラーですよ?
星野源起用したやついい加減にしろ!!
ドラ●もんじゃないんだからさぁ。
ストーリーと不自然すぎるラストについて
ストーリーはリメイクですから概ね原作通りです。
違ったのは杏がアンドロイド?のようなもので監視者だったということ。
子供が脱出するときにいきなりしゃしゃりでてきて、
「外に出ても前と変わらないかもよ?それでも行く?」
とか言い出して、この脚本考えたやつあほなんちゃう?
それでも行くもなにも、残ってたら死ぬしか無いトラップだらけのところになんで残るって選択肢があるんだよ。
あるわけねーだろ!
しかもお前、バイバイって…残るんかーい!
黒幕モロバレギガワロスw
なのに子供、笑顔で別れちゃうのかよ。
お前のせいで菅田将暉とかみんな死んだじゃねーか!って怒らないのかよ。
なにわろてんねん、って興奮しすぎてエセ関西弁になっちゃいましたよ。
演出も音楽も誰か意見できる人いなかった?
箱の中をひたすら登ったり降りたりしてるんだから汗もかかずにみんな綺麗な顔してるんですよ。
僕は菅田将暉も岡田将生も別に嫌いじゃないです。
結構ちゃんと演技できる人たちだと思ってます。
でも演出がクソでせっかく岡田くんがサイコな演技がんばってるのに台無しにしてますもん、
あの箱の中の色が変わるのはバカでもわかるようにしているのか、それとも箱の中の人たちもわかるように変わっているのか。
音楽もあんまりフィットしていない感じだし、みんな小綺麗だし、中途半端に雑なCGだし。
この映画の一番の被害者は実はがんばった俳優さんたちなのかも。
次にお金払って劇場で見た人。
監督と脚本はこんなやっつけ仕事でお金もらえてよかったですね。
まとめ
まあもともとワンセット物で超低予算で作った映画ですからね。
役者の演技と演出に全てがかかっていたわけです。
原作が売れたのはストーリーも良かったんですがやっぱり演出が素晴らしかったからでしょう。
演出家が酷いとこのありさまになるんだよというのがよーくわかるリメイク作品でした。
本当は原作監督がメガホンをとる予定だったらしいですが、流行病のために来日できなかったようです。
時代に殺されたようなものなのかもしれませんね…。
あとタイトル!
一度入ったら、最後
このタイトルもっとどうにかならなかったんですかね。
センスなさすぎてびっくりしました。
キャッチコピーならわかりますけどタイトルですもんね。
ダサっ!
ま、そんなCUBEリメイクですがご自身の目でどうしてもクソ加減を確認したいという方は最初に書いたように原作のことは考えずに脳をフラットにして観てくださいね。
それでも、あーおもしろかったー!とは到底思えないと思いますが…。
ほんとこれなんでこれリメイクしたんだろう?
作品情報
作品名
CUBE 一度入ったら、最後
監督
清水康彦
脚本
徳尾浩司
原案
ヴィンチェンゾ・ナタリ
『CUBE』
製作
石田聡子
舩津晶子
製作総指揮
吉田繁暁
キャスト
菅田将暉
杏
岡田将生
柄本時生
田代輝
山時聡真
斎藤工
吉田鋼太郎
音楽
やまだ豊
主題歌
星野源「Cube」
撮影
栗田豊通
編集
今井剛
制作会社
松竹撮影所
製作会社
「CUBE」製作委員会
配給
松竹
公開日
2021年10月22日
上映時間
108分