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ドキュメンタリー

素人でもおもしろすぎる新栄養学!野菜を食べれば夜の持久力もつく!?

どもこんにちは!としひろです。

個人的な話ですが僕は鍼灸師をやっていまして、資格を取ってもう16年ほどになります。

解剖学や生理学、東洋医学についてはそれなりに勉強してきていますが栄養学は素人に毛が生えた程度。

鶏肉は血を作る材料になるから積極的に摂ったほうが良いとかビタミンDは骨だけじゃなくメンタルにも大切とか糖質制限は逆に体に悪いとか、まあほんとそれくらいの知識しか持ち合わせていません。

だから最近よく聞くヴィーガンなんて絶対体に悪いって思ってたりしました。

けどその常識はカンタンに打ち砕かれました。

まさか肉食よりも菜食のほうが体を強くするなんて…。

今回はネトフリで配信しているドキュメンタリー番組「ゲームチェンジャー:スポーツ栄養学の真実」をご紹介。

トレーラー

ゲームチェンジャー作品内容

総合格闘家、長距離ランナー、アメフト元チームドクターなどが菜食によるパフォーマンスの向上や健康に及ぼす影響を解説していく。

思い込みがパフォーマンスの低下を招く。

そして恋人、夫婦間の夜の営みですらその影響は大きい。

感想:野菜をしっかり摂れば夫婦円満!

様々な競技者が出てきて、いかに菜食は素晴らしいかを伝え、ドクターたちも医学的観点から肉食よりも菜食であるほうが理にかなっていると言う1時間半の番組。

専門的な話が多いので少し眠くなってしまう人もいるかも知れませんが、個人的にはかなり見やすい構成でした。

スポーツだけじゃなく夜の男性の〇〇の持続時間もかわるという事実に衝撃を受けつつ、少子化対策や妊活にもこういう知識は必要だなと感じた次第です。

菜食のほうが血流が良く疲労回復が早い

中でも面白かったのはアメフト選手3人が意思の実験に参加し、肉を食べたあとの血液と植物系のものを食べたあとの血液を見比べさせたところ。

肉食だと血液が脂っこく濁っていて、菜食だと透明感が強く出ていたんです。

見た目からして肉食に偏るのは体に悪そう(汗)

そうなると菜食のほうが当然血流が良くなるので怪我、疲労の回復が断然早いというわけです。

アメリカ人に多い心疾患の原因は肉食

また心臓病のリスクについても番組内で伝えています。

欧米人は肉食を好む人が多いので心臓病を患う人がとても多いんだそうです。

先日、僕の担当患者さんから面白い話を聞きました。

なんでもご友人がアメリカ人と結婚されていてアメリカに住んでいるとのこと。

あることで家族全員が疲れ切っている中でそのご友人が「きっと脂っこいものは喉を通らないでしょう?なにかあっさりしたもの作りますよ。」ってお母さんに言ったそうです。

ご主人のお母さんは80代で、日本人ならまあそんなに肉も好んで食べない年齢です。

それがアメリカ人は違ったんです。

「あっさり?そんなものより冷蔵庫に肉が入ってるからそれ焼いてくれたらいいよ。」って。

冷蔵庫には骨付き肉…。

焼いたら高齢のおばあちゃんがガツガツと骨肉に食らいついていたそうです(笑)

とまあそれくらいアメリカ人は肉大好きなんです。

研究で菜食グループと肉食グループにわけて実験を行ったところ、肉食グループは1年後には血液の詰まりが悪化していて5年後にはさらに悪化していたという結果がでていました。

そりゃ心疾患にもなりますよ(汗)

人類は菜食だ。歯を見ればわかる

そもそも肉食というのは実は人間には適していないという事実もでてきてびっくり!

人類の祖先は草食、菜食に適している体だったんですね。

これは少し考えれば納得できます。

だって野生動物を捕らえることなんて普通できないですし、そんな大変なことをするくらいなら近くに生えてる草とか豆とか果物とか、植物をとるほうがずっと楽ですしね。

集団で狩りをして肉を食べていたなんて実際は頻度としてはとても少ないものだったのかもしれませんね。

もはや常識!?肉を食えば男らしさがなくなっていく

これが最高に興味深かった!

僕は不妊の原因の50%が男性にあるという研究結果を知ってから、どうにかして不妊治療の人を手助けできないかなぁと考えています。

最初に書いたように僕は鍼灸師で鍼灸院を経営していますけど、不妊治療で来るのは女性ばかり。

ご主人もケアしたほうがいいですよと言っても男性側は興味がない方が本当に多いんですね。

それが今回、この番組でヒントをもらえました。

なんと肉食に偏るとサイズダウン、持続力の低下が起こるという研究結果が!!

サイズダウンなんてまさに男としての自信がなくなってしまうッッ!!

現代人は野菜不足というのは随分前から言われていますが、こういう結果を見ると改めてしっかり野菜を食べるべきだと確信が持てますね。

番組内でも言っていましたが肉を食べることが男らしいというのは市場戦略、マーケティングだったんです。

見聞きしたものではなく、実際に自分の体に起きていることを受け止めることが大切というわけです。

実験に参加した学生の1人の名言が素晴らしかった。

ステーキ男は柔らかくて、サラダ男は硬い。

…下ネタじゃなくて医学的、健康的な話で書いていますからね…念の為。

まとめ

というように菜食がいかにすばらしいかを科学的な検証から伝えていく番組でした。

アメリカ人はフライドポテトを野菜と言うらしいですが、これって単純に肉好きというだけの話ではなく、経済的な社会問題というのが裏にあるんじゃないかなと思うんです。

アメリカは物価がかなり上がってるっていいますよね。

ラーメンは一杯2000円が当たり前。

ニューヨークの大戸屋に行こうとすれば予約は必要で1人2000円は超えるという。

野菜って毎日しっかり食べようとすれば日本でもかなりのお金を使うことになります。

空腹を満たしたいという欲求だけで考えるとやはりマックとかファミレスの日替わりとかになってしまいますよね。

アメリカは貧富の差が激しいですし、貧困層は野菜なんて本当にあんまり食べられないのかもしれません。

だからポテトが野菜なんて言うのだろうし、そういう生活から這い上がってきたアスリートは子供の頃の食習慣が抜けていない人も多いのかも。

やはり攻守最強は和食ですね。

肉も適度に、野菜も炭水化物も摂れるし。

ちょっと小難しい話ではありましたがなかなか考えさせられる良いドキュメンタリー番組でした。

なんか観るものないなぁ、といろいろ検索している方は暇つぶしにぜひこれ「ゲームチェンジャー;スポーツ栄養学の真実」を観てみてください。

きっと楽しめるはずですよ!

他にもドキュメンタリーで衝撃的な映画もあります。

たった11分ですが心が震えるほど感動できます。

ぜひご一読を。

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