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アニメ

【劇場版メイドインアビス感想】深き魂の黎明はあまりにも残酷で愛に満ちた作品だった

としひろ
としひろ
こんちは!としひろです!

ブログの更新が滞っていたのは全てこれのせいなんです。

メイドインアビス

このアニメがあまりにもおもしろいもんだからついつい毎晩観続けてしまい挙句の果てには劇場版⇛2期という流れで現在に至っております。

いやーほんとおもしろいんですよ。

幼児絵だからなんかほにゃほにゃっとしててほんわかストーリーで生っちょろいアニメだと勘違いしてる人も多いのではないでしょうか?

僕もそうだったんです。

仕事の顧客におすすめされるまではあまり観ようとは思わなかったんです。

しかし子供が観たらトラウマになること請け合い!?

強烈なパンチのあるアニメだと聞いたらこれはもう観るしかないと、そう思って観たらまんまとドハマリしたというわけ。

そうなんです。

幼児絵じゃなくてもっとリアルな絵だったらそもそも漫画ですらだせるかもわからないくらい残酷で悲惨でむごくてエグい作品なんです、これ。

今回はそんなメイドインアビスの劇場版「深き魂の黎明」のネタバレ感想です。

1期を観ている前提で書いていきますのでよろしくです。

劇場版「深き魂の黎明」トレーラー

メイドインアビス作品紹介

メイドインアビスはつくしあきひと原作のダークファンタジー漫画。

WEBコミックガンマにて2012年から不定期連載中。

2020年時点で333万部突破。

原作を読みたい方はこちらからどうぞ。

劇場版は原作4巻5巻の部分です。
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メイドインアビスが観れる動画配信サービス

メイドインアビス1期と劇場版「深き魂の黎明」はNetflixとAmazonプライムビデオで観ることができます。

メイドインアビス1期はこちらからどうぞ。

劇場版「深き魂の黎明」はこちらからどうぞ。

 

 

メイドインアビス1期と劇場版「深き魂の黎明」のあらすじ

「アニメ1期」

巨大な縦穴「アビス」へ挑む探窟家たちの物語。

人類最後の秘境と呼ばれるアビスの縁にはロマンを求める探窟家たちの街がある。

リコは孤児院で暮らしている探窟家見習いで、母のような偉大な探窟家になることを夢見ていた。

ある日、探窟の最中に原生生物に襲われたところを人間そっくりなロボットの少年に助けられる。

気を失っていたロボットを連れて帰りレグという名前をつけ、孤児院で共に生活するようになる。

記憶を失ったレグが孤児院に来て2ヶ月が経つ頃、リコの母親ライザの白笛と封書が地上にあがってくる。

限られた探窟家しか行ったことがない深層、そこにいる見たこともない生物の情報と「奈落の底で待つ」と走り書きされた手紙がその封書にはあった。

その中にレグとそっくりなロボットの絵も描かれていた。

リコは母親の呼びかけに応えるため、レグは自分を知るために、アビスの底を目指す冒険にでる。

「劇場版深き魂の黎明」

アビスの深界四層まで到着したリコとレグ、それに仲間となった成れ果てのナナチ

一行は不屈の花園で探窟家の悲鳴を聞き駆け付けるが、そこにはボンドルドの部下アンブラハンズ(以下折手)の1人がいた。

折手は不屈の花園が危険な寄生生物の巨大な住処になっていることをリコたちに伝え、花園ごと焼き払う。

ボンドルドが第五層の前線基地「イドフロント」でリコたちを待っていると折手は伝え去っていく。

ナナチはボンドルドの非人道的な人体実験の数々を思い返し、その男が今まで自分たちを監視していたことに怒りを覚える。

第五層「亡骸の海」へ到着したリコたちはボンドルドの待つイドフロントに到着する。

ここは黎明卿ボンドルドの住居兼研究施設であった。

第六層に進むためにはイドフロントを通るしかない。

警戒心を抱きながら向かった入口には自身をボンドルドの娘と名乗るプルシュカという女の子が待っていた。

劇場版「深き魂の黎明」評価とネタバレ感想

としひろ
としひろ
僕の感想の前にまずはTwitterで感想から見てましょう。

Twitterに見る劇場版感想

としひろの評価

★×9(10点満点中)

かなり楽しめました!

残酷なストーリーかつグロい描写もあり、かなり胸をえぐられましたけど話としては非常にうまくまとまっています。

さらにビジュアルも本当に綺麗で気合の入った作画が迫力を爆上げしています。

レグVSボンドルドのところは素晴らしいの一言。

アニメ好きだけどこの絵柄は受け入れ難いって未視聴の方はぜひ見てほしい作品です。

ちなみにR15指定というのも忘れずに伝えておきたい。

とんでもなく残酷できつい描写があるのでお子さんと観るのは辞めましょうね(;´・ω・)

トラウマもんです。

としひろの甘辛感想

もうね、まずひとつ言いたい。

ボンドルドぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!

このゲス外道がぁぁぁぁぁぁ!!!

黎明卿ボンドルド、なかなか類を見ない極悪な強烈ボスキャラで、紳士的な口調からは想像できないほどのスーパーサイコ野郎でびっくりでした(;´・ω・)

でも作品自体のクオリティはめちゃくちゃ高いし、どんどん惹きこまれていってしまうほどプルシュカとボンドルドは魅力的なキャラクターでもありました。

メイドインアビスの1期を観た方、原作を読んでる方はわかるかと思いますがこの作品は未知への探究がテーマじゃないですか?

このボンドルドがいる第五層の前でも試練の連続。

リコが生きているだけで奇跡的と思える出来事がありすぎて、そしてこのボンドルドですよ。

この冒険は過酷過ぎるよ!!

愛です、愛ですよ、ナナチ。

素晴らしい。

おやおや、おやおやおやおやおや。

この辺りの言葉が急に脳内再生されることがあるほどインパクトあります、ボンドルド。

親子愛や絆についてもうまく描かれていましたしいろいろと考えさせられる作品でした。

血のつながりは本当に大切なものなのか?と問いかけるボンドルドにはっきりとそうだ!と言えるのか?

あのプルシュカの気持ちは愛じゃないのか?

このあたりの考察は少し長くなるかもしれませんので次回にしようと思います。

今回は映画の全体的な感想を流れに沿って書いていきます。

序盤

まずしょっぱなの不屈の花園!

ここの寄生原生生物クオンガタリのキモさったらないよ!

もうほぼ死んでる探窟家の「ダレ…ダレ…」の声が怖すぎる。

探窟家も目とかないし体の中から幼虫でてくるし!!

メイドインアビス観てていつも思うけどよくこんな生物思いつくな。

ほんとえぐいよ、このアニメ…。

で、イドフロントに到着したリコたちを待っていたのがみんな大好きプルシュカですね。

好奇心旺盛で初めて同い年くらいの子が外の世界からきたもんだから質問の嵐!!

警戒していたリコたちは最初口数少なかったけどプルシュカの裏表のない性格に心を許していったようにみえました。

それにしてもプルシュカはちょっとでかすぎじゃありませんかね?

何がとは言いませんが…いやなんでもありませんげふんげふん(紳士)

中盤1

そして現れる黎明卿ボンドルド

キングオブ非道、ナナチ曰くゲス外道なボンドルドさんですが度し難いほどの探究者ということだけで考えればさすがの白笛。

知識もあるしリコたちに助言もしていますし、一見いい人そうにも見える。

1期をみた段階では不動卿オーゼン含めて、なんだかんだ言っても白笛だって探窟家なわけだから広い意味では仲間なんだし、取って食うようなマネはしないだろう。

そう思っていた時期が私にもありました…。

リコが目を覚ますとレグがいない。

嫌な予感…。

ナナチがボンドルドと話し合い、オイラが仕事を手伝うから2人を下に行かせてあげてほしいって言いだして、フラグびんびんでもう嫌な予感しかしない!!

ボンドルドが「おっと、それは申し訳ないことをしました。」って言って、

ほらぁ!やっぱり!!もうこのアニメ酷すぎるんだよ、展開が!

実験台に乗せられたレグがあまりにもむごい実験(拷問)を受け始めてさすがに目をそむけたくなりました( ;∀;)

腕は切断されるし失禁するし、液体の描写が幼児絵っぽいのと真逆でやけにリアルな感じがするからインパクト強いんですよ。

中盤2

ボンドルドとの闘いその1はボンドルド自身に上昇負荷を与えることでリコたちが勝利しました。

その戦いを間近でみていたプルシュカの心境は複雑ですよね。

愛するパパとようやくできた友達が命を懸けた戦いをして、父親は殺されるんだから。

でもプルシュカのそばについていた折手が死んだボンドルドのマスクを剥ぎ取り、自分に装備すると…

ボンドルド爆誕!(てーれっててー♪)

まあそうなるよね。

しかもこの負けること前提の戦いもボンドルドの計画の内だったというのが驚きでした。

復活したボンドルドのセリフ「プルシュカを完成へと導いてくれました。

このセリフは初見でこの時点ではさっぱり意味不明ですが、この後の酷すぎる展開でようやく理解できます。

己の目的のために他者の愛すら弄ぶ男。

まさにゲス外道であり筋金入りのろくでなし!!

終盤

この劇場版のまさに肝の部分が明らかになったクライマックス。

ボンドルドの身体は既に朽ち果てていて、 精神隷属機(ゾアホリック)の力によりコピーされたものであることがわかりました。

ボンドルドを倒すためにはゾアホリックを破壊するしかない。

リコとナナチがゾアホリックを探しているときにカートリッジを作る加工場を見つけ、カートリッジの中身とその作り方がここで判明しました。

身寄りのない子どもたちを生きたまま必要な部分以外を削ぎ落としていき、骨代わりの箱に最低限必要な「脳」「背骨(途中まで)」「腸」を詰め込み、呪いを肩代わりさせる代物。

そして自分自身は祝福のみ受けるというまさに自分以外どうなっても良いというボンドルドの思考が具現化された発明品。

ラストシーン手前でプルシュカの解体中の様子が少しだけ映されましたが、衝撃的すぎて完全に思考停止しました…。

アニメでここまで衝撃受けたのは記憶にありません…。

祝福を受けたボンドルドはなにかしらの能力を得ていたのかもしれませんが、それよりも1期にでてきたタマウガチのような瞬発力と力強さがすごい。

レグの超至近距離からの火葬砲をなんなく避けたり、傷つかない肌を爪で貫通させるとか、もうヤバすぎですよ。(語彙力なさすぎ)

直後に切断されたレグの腕からのもう一撃の火葬砲で身体を真っ二つにされリコたちが勝利。

身体をふっ飛ばされてもなお「素晴らしい…」と言うボンドルド。

ボンドルドは死にはしなかったけどこてんぱんにやられて3人を認め、最後は第六層へ送り出しました。

結局この戦いは殺し合いではなく相手を認めさせる対話だったんでしょうね。

オーゼンとはまた違った形ではありますがボンドルドを認めさせることで先に進めることができた。

もし認められなければリコとレグは実験台にされ、ナナチはずっと仕事の手伝いをさせられていたのかもしれません。

いやそう考えると殺し合いの方がまだいいのか??

うーん、ボンドルド、恐ろしい奴!!

劇場版「深き魂の黎明」その他感想

演出について

劇場版ということもあり予算が違うのでしょうね。

戦闘シーンは非常によく動きますし、ボンドルドも

おやおや、おやおやおやおやおや、随分ぬるぬる動きますねぇ。

なんて言ってましたけどほんとに凄い出来が良かったです。

レグVSボンドルドは第1戦も第2戦も動きが早くて見応えありましたし、レグの暴走時の火葬砲もとてもきれいでした。

音楽について

メイドインアビスは音楽も素晴らしいですよね。

音楽担当は1期と同じくケビン・ペンキン飯島弘光氏のタッグです。

メイドインアビスの音楽へのこだわりをインタビューで語っていますので、興味がある方はぜひ読んでみてください。

https://www.lisani.jp/0000061495/?show_more=1

感想まとめ

メイドインアビスは絵柄で視聴放棄するにはあまりにももったいない作品です。

1期、劇場版、そして現在放送中の2期も素晴らしく面白いです。

度し難いエグいシーンも多くありますけどそういうのが平気な方には超おすすめです!

愛とはなんぞやというところでかなり意見がわかれているのでこのあたりを考察しながら観るのもおもしろいと思いますよ!

というわけで次回はボンドルドについての考察、愛について書いていきますのでお楽しみに!

メイドインアビス劇場版の続きは?

劇場版観ちゃったらもうそのまま2期も観るでしょうし続きがどうなるか知りたいですよね!?

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