こんにちは。としひろです。
今回は攻殻機動隊 SAC_2045のネタバレ感想です。
笑い男、個別の11人以上に難解なストーリーな上に、クライマックスがさらに意味不明な締め方で「???」が頭の中にいっぱい。
とりあえずプリンがかわいかったです(真顔)
攻殻機動隊 SAC_2045 予告編 ティザー
攻殻機動隊 SAC_2045あらすじ
米帝の用いたとあるAIによって、全世界同時デフォルトが発生し、一瞬にして世界経済が一度死滅した2045年。貨幣も仮想通貨もその価値を失い、AIはより高度に発展。世界は確実に崩壊への一途を辿って行っているが、まだその危機感を実感できる程ではない世界。世界は計画的かつ持続可能な戦争「サスティナブル・ウォー」へと突入した。これにより、世界各国で内戦、レイドが勃発。それはこの事態を引き起こしたアメリカも例外ではない。
卓越した電脳・戦闘スキルを誇る草薙素子率いる元公安9課のメンバーは傭兵部隊を組織し、「ゴースト」と名乗り、アメリカ・西海岸でレイドを未然に防ぐ為、民間傭兵会社から委託を受け、レイディスト達の掃討作戦を遂行していた。
その一方、一人日本に残り、解体された9課から民間警備会社へと再就職したトグサは単身、ダークウェブに潜り込み、元9課のメンバーだと思われる傭兵集団「ゴースト」の活動を調べながらも、治安悪化の一途を辿る日本で舞い込む仕事を片付けていた。そんな折、9課のトップだった荒巻からの連絡を受け取ったトグサは、現在の総理大臣が9課を再び組織することを考えている事を知らされ、かつての9課メンバーの招集を命じられる。無論、彼が向かうのは「ゴースト」が最後に仕事を引き受けたとされるアメリカ・西海岸だった。
時は少し遡り、レイディストの攻撃を完全に防ぎ切る事が出来ず、発射されたミサイルがビバリーヒルズのとある豪邸へと着弾してしまう。その失敗により、素子たちの元に駆けつけてきたアメリカ軍特殊部隊と、「ジョン・スミス」と名乗る黒服の男は、素子達の言い分を聞き入れることはせず、そのまま素子達は連行されてしまう。
連行された元9課の面々は、半ば強制的にジョン・スミスの依頼を引き受ける事となり、作戦決行日まで只管予行演習や訓練を行う事となる。同時期、元9課の面々を探すトグサは、最後に素子達が目撃された場所を見つけだすことに成功し、その場所で待機を命じられていたタチコマ達と再会。トグサはタチコマ達と共に、素子達の行方を追う。
作戦決行日、マイクロマシンで大儲けした実業家の捕獲を命じられた素子達は、ビバリーヒルズのとある豪邸へと潜入する。そこで対峙したのは”人間ではない”何か――。格闘技も、銃も綺麗に躱すそれは「ポスト・ヒューマン」と呼ばれる驚異的な知能と身体能力を持つ特異な存在。突如として現れたポスト・ヒューマンを前に、苦戦を強いられる素子達だが、辛くもその状況を打破する。
彼らの目的も分からず、大国間の謀略が渦巻く中で、9課は再び組織される。
「攻殻機動隊 SAC_2045」『ウィキペディア フリー百科事典日本語版』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BB%E6%AE%BB%E6%A9%9F%E5%8B%95%E9%9A%8A_SAC_2045最終更新日時:2022年5月25日 23時34分
アクセス日時:2022年6月9日 1時10分
攻殻機動隊 SAC_2045シーズン総評 ネタバレ感想
まず正直に言います。
最後まで観ましたがおもしろかったとは思います。
アクションも凄いし演出とか今までの声優さんがキャスティングされてるとか嬉しいところも多かった。
でもなんかこう…ストーリーが複雑かつ大きくなりすぎてて笑い男とか個別の11人とかのドキドキするような展開がうっすいんです。
もうホントうすうす。
サガミのゴムかってくらい薄い。(失礼)
シーズン1ではトグサがそれなりに活躍しててシマムラタカシとどこかへ消えていって、シーズン2は2人の絆とかなんか繋がりで話が広がるのかと思いきや最後まで微妙なトグサくんで完全に拍子抜け。
ラストは( ゚д゚)ポカーンな展開に。
え?結局最後はなに?どゆこと??
個人的には複雑すぎて2周目観ようとは思わないくらいのおもしろさでした(汗)
(↑個人の率直な意見です。)
今回、まあいつも結構わからないことも多い攻殻機動隊ではあるんですが、今回は特に話の内容が非常に難解でウィキを読み込んだり考察ブログを読み込んでようやく頭にすんなり入ってくるかなと。そんな感じ。
シーズン1から2がかなり時間かかってしまいましたから話の内容もだいぶ忘れていたというのも興奮しきれなかった原因なのかなとは思います。
だいたいミズカネスズカって誰??って考えてたらシーズン2観終わってましたからね(汗)
もう少し気になった点を書きたいと思います。
SAC_2045は草薙素子がっぽくない
いつもキレキレな9課のメンツなんですが今回のシリーズはそれぞれの活躍回があまりない上に草薙素子がどこか抜けてる、少佐っぽくない、そんな印象を持ちました。
ラストのあたりもご都合主義と言いますか、なんか無理やり感が強くてモヤモヤしたまま終わってしまったのがとても残念。
シマムラタカシのプラグを引き抜けば全てはもとに戻る?
なんかどこかで観たような展開…。
まあ主人公ですから最後をきれいに締めるのは少佐以外いないでしょう。
でもねぇ、やっぱりなあんかっぽくないんですよ…。
一番の問題は敵に魅力がない
これ書いてて改めて考えてみたんです。
すごく面白いはずの攻殻機動隊がなんかスカスカでどうにも締まりが悪く面白みにかけるのはなぜか。
答えは明白でした。
敵が魅力的じゃない。
例えばどのアニメ、どの映画でもおもしろい作品というのには魅力的な敵が存在します。
バットマンならジョーカー、ヘルシングならデブな少佐やアンデルセン、前作までの攻殻機動隊なら合田、ドラえもんならジャイアン。
今回のSAC_2045はポストヒューマンという突然変異種。
でも倒すべき、捕獲する対象が中二病絶賛発症中のシマムラくんですからね。
もっとドス黒くて心を鷲掴みにしてくれるようなキャラだったのならまるで違った評価になったのでは思えてなりません。
江崎プリンはかわいい。ほんとかわいい
今回のキーパーソンである江崎プリンは結局ポストヒューマンであったことがわかりました。
しかし総理襲撃を食い止める際にSPに殺されてしまいました。
せっかくタチコマを3機使ってポストヒューマンを追い詰めたり凄い活躍してたのになんでやー!
と思ってたらやはり完全義体化して復活!
すっぽんぽんで施設内を練り歩き、外にまででるプリン。
かわいいけども!
そこはなんか服なり布なり探して!!
変態だから!それただの変態だから!!
ちなみにこの江崎プリンも声優が潘めぐみさんなのね。
今僕のイチオシ声優さん。
先日感想を書いた「ヴァンパイア・イン・ザ・ガーデン」の主役モモもやってます。
「ヴァンパイア・イン・ザ・ガーデン」最高ですよ。
まとめ
結構いろいろ書きましたが攻殻機動隊好きなら観ておいて損はない…と想う…。
前のを観たこと無いという方はまず「スタンドアローンコンプレックス」をおすすめします。
非常におもしろいアニメ作品ですよ!
Netflixで全話みれます。
作品紹介
作品名
攻殻機動隊 SAC_2045
英語タイトル
Ghost in the Shell: SAC_2045
ジャンル
SFアニメ
原作
士郎正宗
監督
神山健治、荒牧伸志
シリーズ構成
神山健治
脚本
神山健治
檜垣亮
砂山蔵澄
土城温美
佐藤大
大東大介
キャスト
草薙素子 田中敦子
荒巻大輔 阪脩→中博史
バトー 大塚明夫
トグサ 山寺宏一
イシカワ 仲野裕
サイトー 大川透
パズ 小野塚貴志
ボーマ 山口太郎
タチコマ 玉川砂記子
江崎プリン 潘めぐみ 山城屋理紗
スタンダード 津田健次郎
ジョン・スミス 曽世海司 曽世海司
久利須・大友・帝都 喜山茂雄
シマムラタカシ 林原めぐみ
キャラクターデザイン
イリヤ・クブシノブ
山田正樹
音楽
戸田信子
陣内一真
アニメーション制作
Production I.G
SOLA DIGITAL ARTS
製作
攻殻機動隊2045製作委員会
配信サイト Netflix